ちょっと気になる脂質の話②-EPA/AA比を測ってみよう
食生活が違うと健康状態に差が出る!? 同じレベルの脂質異常症であっても、国や地域によって動脈硬化性疾患による生命・健康のリスクが大きく異なる事があるのは、前回のコラムの最後の方で触れました。なぜそのような差がでるのか?と […]
ちょっと気になる脂質の話①-コレステロールが高いとなぜ悪いの?
コレステロールと健康 ~ 昔から現代へ、認識の変化 血液中の脂質(脂肪)の一つであるコレステロールの事は、ご存じの方も多いかと思います。コレステロールは細胞膜の合成などに欠かせない重要な栄養素であり、ヒトが生きてゆくため […]
>女性の更年期障害(更年期症候群)の話⑤-現代日本の更年期障害の特徴
変わりゆく更年期障害の症状 - 現代での特徴は? 従来の更年期障害の典型的なものは、①ほてり(ホットフラッシュ)、②発汗、③イライラを三大症状とするものです。イメージとしては昔の漫画のキャラクターである『オバタリアン』で […]
女性の更年期障害(更年期症候群)の話④-更年期障害の治療について・総論
更年期障害と診断されたら ー 治療について 血液検査を行うと約一週間で結果が出て診断がつくところまでは前回お話ししました。今回は診断を受けて治療をどのように行うかについてお話します。 更年期障害は症状が多岐に渡るため、治 […]
女性の更年期障害(更年期症候群)の話③-更年期障害の検査・診断について
医師による検査・診断 前回までは更年期障害のあらましと、なぜ起こるかについてお話ししました。 今回は具体的な検査・診断の話をしたいと思います。当クリニックの女性更年期外来では、このような流れで診療を行います。 女性更年期 […]
女性の更年期障害(更年期症候群)の話②-更年期障害のおこる理由は?
閉経(メノポーズ) 女性は胎生期(生まれる前)の4ヶ月位までに原子卵胞という形で卵細胞が用意されます。卵細胞は減数分裂という通常の細胞分裂とは異なる方法で卵子形成を行うため、卵巣の卵細胞は増える事はありません。胎生4ヶ月 […]
女性の更年期障害(更年期症候群)の話①-更年期障害かな?と思ったら
女性の更年期障害(更年期症候群)とその症状 我が国での女性の閉経は平均50.5歳と言われています。閉経を挟んだ前後10年間を更年期と言いますが、その時期にエストロゲンという女性ホルモンが不足する事によって様々な症状を生じ […]
ちょっと気になる脂質の話⑤-トランス脂肪酸に気をつけよう
『トランス脂肪酸』という言葉はご存知でしょうか 前回までのコラムに書いた、EPA、DHA、アラキドン酸などは必須脂肪酸というものに分類されます。必須脂肪酸とは、ヒトが体の中で合成する事が出来ない、すなわち生きてゆくために […]
ノロウィルス流行と手洗いの話
※このコラムは2013年11月25日に書いています。※当、代官山パークサイドクリニックの外来でここ一週間位、下痢・嘔吐の患者さんが多数いらっしゃいました。原因は、細菌性腸炎、急性胃炎、胃腸型の風邪など様々ですが、中にはノ […]
麻黄湯(27番)二千年前からのインフルエンザ治療薬
「麻黄湯」ってどんな漢方? ツムラの手帳によると、「麻黄湯」の適応は以下となっています。 悪寒,発熱,頭痛,腰痛, 自然に汗の出ないものの次の諸症: 感冒,インフルエンザ(初期のもの),関節リウマチ,喘息,乳児の鼻閉塞 […]