当、代官山パークサイドクリニックの漢方診療の柱の一つに冷えの治療がある事を前回話ました。
冷えに対する治療は、当院で処方する漢方や日常生活改善も重要ですが、同時に身体を外から有効に温める事も重要です。
特に睡眠中に身体を温める事は、直接的な冷えの解消のみならず、“気”という生命エネルギーの流れを改善する事により、間接的に冷えを改善する効果があります。睡眠中の冷えの改善には、適切な寝具を選ぶ事は、適切な漢方を飲む事に勝るとも劣らない効果があります。

前回、トルマリンなどの鉱石を繊維に練りこんだ寝具に触れましたが、鉱石を使用した寝具は、本当に良い物から粗悪なものまで玉石混交の感があり、なかなかこれといった物が見当たらないのが実情でした。
しかし、先日、私自身が心底使い続けたいと思える寝具に出会ったのです。
近年はアウトレットモールで有名になった静岡県御殿場市、この富士山を望む地で50年間寝具を造り続けている「櫻道ふとん店」の寝具です。
その中でも、私が使っているのはタオルケットです。
タオルケットは4種類ありますが、ベーシックな“お日様のチカラ”や“ほほ笑みケット”が使い易いものとなっています。

この櫻道のタオルケットは、トルマリンを豊富に織り込んだ“温泉綿”を使っています。これによって、遠赤外線やマイナスイオン発生など、トルマリンの効果が存分に付与された優れた寝具となっています。
温める効果については、遠赤外線による、皮膚や粘膜の深部を温める事によって、私自身は、喘息症状の軽減を実感しております。これには、寝ている間の温度変化が少ない事も大きく関与していると考えています。
また、当クリニックの女性スタッフも小型のケットを使ってみたところ、四肢末端の冷えが軽減するなどの効果を実感しています。
あと、余談ですが、私の家で飼っている犬である椛(もみじ:ヨークシャテリア、2歳の女の子)も、櫻道のタオルケットを気に入った様です。
夜寝る前に、寝室で布団を敷いて、足元に櫻道のタオルケットをたたんで置いておくのですが、椛は必ずタオルケットの上で寝ています。そして、普段は私が布団に入るときはどいてくれるのですが、櫻道のタオルケットに寝ているときはどいてくれません。最近は、気づかないふり=狸寝入りを決め込んでいます。これも寒い時期だけの事かと思っていたら、温かくなっても相変わらず同様にしています。
どうやら温かいだけでなく、居心地が良いみたいです。
その理由としては、先ずは、タオルケットの表面素材がナチュラルで肌触りが良い事がありますが、他にはマイナスイオンによるストレス軽減の効果もあるのかもしれません。犬の素直な感性が、タオルケットの良さを感じているのではないでしょうか?
今度、椛に小型のケットをプレゼントしてやろうかな、などと犬馬鹿ぶりを発揮している次第です。

櫻道ふとん店に興味がある方は、当クリニックにも案内のパンフレットがありますので、ぜひご覧になってください。

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診療時間 午前10時-14時 / 午後16時-19時[水・土休診]
※金曜は21時まで診療

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岡宮 裕 院長
1990年 杏林大学医学部 卒業 慶應義塾大学腎臓内分泌代謝内科に入局 横浜市立市民病院・静岡赤十字病院・練馬総合病院他 腎臓病・高血圧・糖尿病・血液内科やアレルギー疾患など内科全般の幅広い医療に従事。 代々木上原の吉田クリニックにおいてプラセンタ注射を使った胎盤療法等の様々な領域について研鑽を重ねる。 2009年 代官山パークサイドクリニック 開業 2011年 海外渡航前医療センター 開設